ポーの一族展

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エドガーに会いに行ってきました。

入り口のところのカーテンが揺れる演出から、すぐさまポーの一族の世界観に誘われて、なんだか懐かしい故郷に帰ってきたような胸にグッと迫りくるものがあり、

入り口からすでに泣きそうに・・・( ; ; )

順を追ってページをすすめるように原画を見ていくのですが、なんせ思い入れのあるシーンばかり。

なんども足をとめ、そうそうここでエドガーがこういって・・このシーン好きだった!と胸がいっぱいになり、進んだページを何度もなんども戻りながら見ていたら、時間はあっというまに経ってしまい、

トーマの心臓に辿り着く頃には阪急の閉店の音楽が鳴りだしました・・・嗚呼!( ; ; )

まるで時がとまったかのような濃密な、懐かしい故郷に戻ってきたような幸せな幸せなひとときでした。

ほんとうだ、あなた魔法使いの目をしてる、

といったエドガーは、初めて出会った日のまま、永遠のときを生きる美しいバンパネラのままなのでした。

エドガーの途方もない孤独に想いを馳せるたびに、永遠を生きるエドガーと、人間として生きる自分との苦悩はどこかで共通する部分がきっとあるのだろうと、10代の頃から幾度となくこの結論へとたどり着くのでありました。

宝塚版ポーの一族の展示もあり、これはポーの一族を宝塚でやりたいという小池先生の長きに渡る夢への情熱の結晶でもあるのだと、なんといっても、このサクセスストーリーに胸が熱くなるばかりでした。

自分の人生に萩尾望都先生やポーの一族トーマの心臓宝塚歌劇がなかったら・・・

などとは到底考えもつかないような人生を送ってきているので、

ほんとうに心地の良い空間で、自分の人生で影響を受けたものが凝縮されているような・・・心のなかにある宝箱をそっとあけるような・・・

エドガーが変わらずそこにいてくれて、安心すると同時に、

いつか薔薇の花束を持ってエドガーに会いに行けたらなぁと思うのでありました。

いちご新聞のうちわ🍓🗞

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いちご新聞のうちわ🍓

今年の夏はポチャッコにしてみた🍉

かわいい〜〜😍

夏まっさかりな2019年の8月、平均気温は35度を超え、日中の屋内は死と隣り合わせの暑さで、

ふと、いつからこんなに夏は命がけのハードな罰ゲームみたいになったんだろうと、、悲しくなった。

きっと地球は、地球そのものを滅ぼすような行為ばかりしてきた人間に対する制裁として、こういうこと(異常な猛暑だったり災害レベルの台風だったり、)をしてるんなろうなって気がしてる。

脆弱なわたしの精神も身体もここ数年の夏の殺人的な暑さにはついていけず、これから毎年3ヶ月間この暑さに耐えながら生き延びて毎日仕事に行って帰ってくることを考えると、もう無理です人間やめます、という絶望的な気分になってくる。

そもそも、根本的に陰気なわたしが、この手のことを考えるとどんどん暗く、底なし沼に落ちていくだけなので、考えるのをやめたくなるが、それでも自然災害の多さに日本はこれから一体どうなるんだろうと、つい神さまの手のうちを知りたくて仕方がなくなる。

いちご新聞のうちわとは全然関係ない話しになってきたついでに、

子供のころ、まだ小学校低学年くらいの頃の夏を思い出して切なくなるのであった。

あの頃は、夏休みがとても楽しみで、夏といえばプール、図書館で本を読んだり、おばあちゃんちでいとこと遊ぶことが楽しみだったり、

浴衣を着て縁日に行ったり花火大会に行ったり、りぼんを読んだり、土曜日の夜は金田一少年を見たり、

とにかく胸がうきうきする楽しいことがいっぱいあった。

最近、りぼん初期のちびまる子ちゃんを読んだりしていて懐かしくて胸がギュッとなると同時に、もうあの楽しくて平和だった夏休みは一生、二度と戻ってくることはないんだなぁとさみしくなる。

とにかく今年の夏は昔好きだった本を読んだり、

童心に帰る夏にしようと思っている。🍉

レトロ喫茶 築地

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先日、ずっと行ってみたかった河原町のレトロ喫茶築地へとついに行くことができました。

外観からも昭和レトロな雰囲気が醸し出されていて、ここだけがまるで時が止まったかのような、古き良き時代のカフェーがタイムスリップして過去からやってきたかのような、不思議な感覚をおぼえました。

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クラシックが流れる店内はアンティークの調度品がセンス良く配置されており、わたしにはとても寛げる世界観でした。

もう!本当に毎日来たいと思うくらい好きな世界観!笑f:id:eri464646:20190416162056j:plainf:id:eri464646:20190416162119j:plain

看板メニューのウインナー珈琲とムースケェキをいただきました♡

ウインナー珈琲はクリームがたっぷりで、このお店の珈琲の深い苦味に合うように計算しつくされているような味わいでとっても美味しかった。

ムースケーキは優しい甘さで、見た目も可愛く懐かしい気持ちに浸ってしまうような、甘いものがあまり得意ではない私でも、もうひとつ食べたくなるようなケーキだった♡


築地が近所にあったなら、毎日でも行きたくなるような、わたしの好みな雰囲気の喫茶店です。

初めて行ったとは思えないくらい居心地がよくて、寛げました。

また行きたいな〜〜!




はろうきてぃ茶寮

先日、京都のはろうきてぃ茶寮に行きました。

京都はニ寧坂にあるこのお店は、わたしの大好きなキティちゃんがテーマとなっており、なおかつ和のモチーフを前面に取り入れた京都らしいはんなりとした茶寮です。

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わたしはこの日、キティちゃんとこのお店で最後のティータイムをしました。

なぜならば・・・はろうきてぃ茶寮、わたしが行った日の二日後には閉店することが決まっていたからなのであります!が、がーーーん!きいてないよーーー!(心の叫び)

それほど足しげく通ったわけではないものの、

キティちゃん大好きな私としてはとてもお気に入りのお店だったので、閉店を知ったときはショックでした。


でもでも・・最後来れてよかった・・・そう、自分に言い聞かせながら、

はろうきてぃ茶寮での最後の時間を堪能しました。

ほんとに可愛く、落ち着いていて、和の世界観とキティちゃんが調和していてステキなお店でした。

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帰り際にお庭を眺めながら、なんだか泣いてしまいそうな切ない気分でした。

きっとここを通るとき、わたしの胸は痛むでしょう。それなら、もっともっと沢山来れば良かったのに・・・後悔先に立たず(p_-)


可愛くて美味しい思い出をありがとうございました。さみしいけれど、楽しい時間を過ごさせていただき感謝でいっぱいです💖



キティ新幹線

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つ、つつついに、念願のキティ新幹線に乗ることができました❤️

わーーパチパチパチ!(ひとり盛り上がる、)

エヴァ新幹線が終わって次はキティちゃんの新幹線が走るというニュースを見て以来、どうしても乗りたい!と思ったものの、キティ新幹線は一日に一本しか走らないし、調べたらお休みの日も結構あって、ようやく昨日無事に乗ることができたのでした。

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可愛いという噂の2号車に乗れました❤️

めっちゃ可愛い〜〜❤️

同じ車両に乗っているお客さんが外国の方ばかりで、みんなテンション高く写真を撮っていて、とてもハッピーな雰囲気が充満してました。車掌姿のキティちゃんを囲んでの家族写真を撮ってあげたり、日本に来て楽しい思い出ができると良いなと、ニコニコの外国人の方たちを見てこっちまでハッピーになりました❤️

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席もこんなかんじでキティちゃんが付いてて可愛い!!

キティちゃんって、いるだけでみんなを(日本人だけじゃなく外国の方たちをも)笑顔にできる存在というか、平和な安らかな気持ちにしてくれる象徴のようなかんじがしていて、あらためてキティちゃん大好きって思いました。f:id:eri464646:20181218171039j:plain


キティちゃん新幹線、来年の2月まで延長になったらしいのですが、お別れまでにあと一回は乗りたいなぁ。

楽しい幸せな時間でした❤️



バーバラと心の巨人

久しぶりに見終わって、しばらくのあいだ世界観から抜け出せず呆然としてしまうような映画をみた。


水面に投げられた小石のように、じわじわと心に波紋が広がり、最後は涙がとまらなかった。


少女が、自分の前に立ちはだかる恐怖や痛みと向き合うとき、それは命がけの闘いであり、そのとき誰もが戦士なのだ。

ハリーポッタークリス・コロンバス監督が制作を担当しており、独特の暗鬱とした美しい画に引き込まれた。

普遍的で重いテーマを児童文学のように丁寧に、少女の心の機微がきちんと描かれているため、わたしは自分自身がバーバラだった頃にタイムスリップしたような錯覚に陥った。

表向きはファンタジーでくるんであるが、現実的なメッセージ性が強く、バーバラの役者の子がハマり役というか、とにかく上手い。「バーバラと心の巨人」という日本版タイトルが批判されがちではあるが、見終わると、これはこれでまぁ良いんではないか、という寛容な気持ちになった。

教師や児童カウンセラーなどの思春期の少女と向き合う職業の方にはとてもお薦めの作品かなと思う。


バーバラの命懸けの闘いを見届けられて良かった。巨人からのメッセージも重く、ずしんと心に響いた。

本当に見てよかったし、これからの人生で何度も見返すと思う。













この1ヶ月

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たまたま岡山の家に帰った日のことだった。

その日は雨が強く降り、新幹線や電車も止まったり交通機関にも影響が出ていた。

夜が深まるにつれ、洪水警報や避難警告がスマホから鳴り、次の日には大阪に帰る予定でいたわたしは、交通機関のストップと共に、その後4日間、岡山にい続けることになった。

自分の家は無事だったものの、近くの真備町は大変なこととなり、この歴史的豪雨災害での被災地となってしまった。

あの日から、何か自分の中の意識というか、ものの考え方が変わったような気がしている。

このお盆では、あの世から帰ってきたおばあちゃん達も心配しているかもしれない。

今はとても懐かしいような、おばあちゃんの家で夏休みを過ごした平和な優しい記憶ばかりが思い起こされて、ふと涙がこぼれてしまう。

ボランティアにも行きたいけど、なかなか行けず、募金くらいしかできない自分が腹ただしい(;o;)それでも自分にできることを少しずつやっていけたらいいな。